活躍するスポーツ選手たち
注目するスポーツ選手クルム伊達公子選手
目が離せないスポーツ選手の一人に女子プロテニスプレーヤーのクルム伊達公子選手がいます。伊達選手は20代半ばで一度引退してしまいました。その時は非常に残念だったと思っていました。20代半ばだとまだまだ現役でやれるのではと多くの人が思うところだと思っていたのではないでしょうか。
しかし、よく考えるとそういった体力的な面よりも10代から世界の中で戦ってきた精神的な疲労だったのではと思います。世界のトップ10に入るには並々ならぬ精神力とテニスの技術と体力の総合力が要求され常に心休まらなかったのではと思います。そしてランキング1位のステフィ・グラフにも1勝をあげ、ランキングも4位まで上りつめました。それ以上の目標もあったかもしれませんが、やはりここまでくるとテニスを続けるモチベーションを維持することのほうが難しかったのではないかと思います。
そのような心情を察すると30代後半40歳近くになって復帰したのも分かるような気がします。今なら、トップを維持するストレスと戦いながらテニスをしなくても、自分自身だけの限界にチャレンジできる、とにかく引退直前の時ではトップを維持すること、追われる立場であること、それでもまだトップがいるという行き詰った状態からは180度違った、ただただ純粋なチャレンジャーとしてテニスを楽しんでいる様子がわかります。
しかし、彼女のツアーを戦うニュースからは参加すればいい、テニスをできれば幸せという以上の闘志を感じます。テニスができるツアーを回れることを実感し味わい楽しみながらも決してそれだけでない必ず勝ちを意識した試合をしている様子が伝わってきます。
今、彼女は40歳を越えましたが、今度は本当の意味での体力の限界との戦いが一戦、一戦待っています。また、ベテランとしての若手への優しい思いも感じられます。いろんなことを伝えたいのだろうと思います。ほんとうに限界にチャレンジする様子は目が離せません。